☆★☆★　スレ立て依頼所[080828]　★☆★☆

紛争地帯「十和田湖」の境界が確定しました

青森、秋田県にまたがる十和田湖で未画定だった県境について、青森県十和田市と秋田県小坂町は２９日、
湖面の面積比率を「青森６、秋田４」とする線引きで合意した。

　国に届け出て決まれば、十和田湖を擁した南部藩が１８７１年の廃藩置県で両県に分かれて以来１３７年間、
未画定だった県境が初めて決まる。
　両県の関係者によると、御鼻部(おはなべ)山から中山半島の西側を結ぶ線が新たな県境となり、湖面は、
青森県側約３７平方キロ、秋田県側約２４平方キロに分割される。この面積が加算されることにより、地方交
付税は両県と２市町に年間計６７００万円上乗せされるという。

　これまで県境画定が難航していたのは、十和田湖北部の境界線の位置で、両市町の意見が食い違って
いたため。１９６３年に、両県の協議でいったんは「青森６、秋田４」の分割比率が採用されたが、６５年に撤回。

　２００３年にも旧十和田湖町（十和田市）と小坂町の両町議会が同じ比率で合意したが、両町長が合意に達せず、決裂していた。

　国土地理院によると、都道府県の境界線の未画定地域は十和田湖以外に、全国で１５か所あるという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080829-OYT1T00631.htm