タクシー会社のエムケイ(京都市、青木信明社長)は25日、
12月から札幌市内で営業を始めると発表した。
当面の初乗り運賃(1.6キロ)は650円とするが、来年5月にも札幌市内の一般的な
小型車より2割強安い500円に値下げする考えだ。2012年度末には
約150台体制に事業を拡大する予定で、既存業者との競争が激化しそうだ。
まずエムケイ子会社のエムケイ観光バス(同市、金本達也社長)が12月から、
札幌市のタクシー会社、リンクアップ(山崎正徳社長)から事業を譲り受け、
タクシー約20台で営業を始める。来年1月には
北海道運輸局に運賃の引き下げを申請。
来年8月をメドにエムケイ観光バスからタクシー事業を分社し、
札幌エムケイを設立する。
同日会見した青木社長は「実車率5割を目指す」と表明。繁華街のススキノや
JR札幌駅に乗り場の拠点を設けるほか、新千歳空港までの定額運賃も検討している。
また全車両の1割にハイブリッド車の高級ミニバンを導入する。
ttp://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080825c3c2501425.html