【有道出人】毎日新聞擁護の准教授、HPに日本人差別の作品「ちびきいろじゃっぷ」掲載

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1 莫斯漢堡(東京都)

一昨日の記事で扱った、毎日新聞英語版「変態ニュース」を擁護する
北海道情報大学准教授の有道出人氏について、続報をお届けする。
<略>
特に話題になっているのが、人種差別であると有道氏が考える絵本についての、HPでの記述だ。
そこで挙げられているのは、瑞雲舎刊「ちびくろ・さんぼ」と「シナの五にんきょうだい」の2冊。
出版社のHPと社長のメールアドレス、画像で同社の住所・TEL・FAXを公開し、抗議の意見を
送るように読者に促している。
HPには、批判の対象とする「ちびくろ・さんぼ」を表紙以外に約20ページにわたり掲載している。
同氏が問題視するものであるとはいえ、出版物として販売されている作品の主要な部分を一通り
HPで読めてしまう。大学准教授のHPであり「資料」であると主張するにしても、度が過ぎて
いるのではないかという意見もあるようだ。
続いて有道氏は、「読んだが、何が問題かはピンとこない、と言う方には、変わりに(原文ママ)
日本人がサンボ化されたパロディーをご覧下さい」と、「ちびきいろじゃっぷ」と題する物語を
掲載している。最後に、「この本は1899年出版です。もうその時代ではありません」と、
「ちびくろ・さんぼ」の廃刊を改めて主張する。
確かに有道氏は、「「JAP」と「SAMBO」は対等の差別擁護です」と両者を否定している。
だが、差別に気づかせるための手段とはいえ、あえて日本人差別の作品を用意して
掲載するのはいかがなものかとの批判が続出している。
また、毎日新聞を擁護した時の見解と矛盾するのではないかとの声もある。毎日新聞の
掲載記事は週刊誌からの翻訳であり、その表現や真偽について、担当者らに責任はないと
有道氏は述べた。一方、「ちびくろ・さんぼ」も海外の作品を翻訳したものであり、
同氏はダブルスンダードではないかというのだ。
ちなみに、「「国際結婚」の「ハーフ」日本人も「サンボ」と呼ばれたらいいですか」との
一文があるが、「ハーフ」と呼ばれることを差別と感じて問題視する人々は国内外に
少なからず存在する。差別表現と闘う有道氏が用いる言葉としては、軽率ではないだろうか。

ソース:毎日新聞擁護の准教授、HPに日本人差別の作品掲載
http://www.tanteifile.com/newswatch/2008/08/19_01/index.html

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