アフガンで仏兵10人死亡 サルコジ大統領、現地へ
フランスのサルコジ大統領は19日、北大西洋条約機構(NATO)が率い、アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊(ISAF)のフランス部隊が18日に反政府武装勢力タリバンと交戦し、フランス兵10人が死亡、21人が負傷したとの声明を発表した。
7月に米兵9人が死亡した戦闘と並んで、ISAFにとっては最大規模の犠牲となり、アフガンの治安悪化をあらためて浮き彫りにした。
サルコジ氏は事態を重視し、19日夜にもアフガンに向けて出発する。
大統領声明などによると、戦闘があったのは首都カブールの東方約50キロのサルビ地区。
アフガン国軍と共同で偵察活動を行っていたフランス部隊は18日、タリバンの待ち伏せ攻撃を受け、19日まで夜通しで戦闘が続いたという。
サルコジ氏は声明で「私の決意は揺るがない。フランスは民主主義と自由のため、テロとの戦いを続ける覚悟だ」と強調した。
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081901000923.html