―北京五輪開会式の印象は。
「僕が一番感じたのはね、やっぱりボランティアの大学生ですね。とっても
親切で礼儀正しくてね、聞いてみたらね、パラリンピックまで無報酬でやるんだって。その体制に
対する批判はあるでしょう、私も色々異論はあるけれども、国家社会の前途にね、あの世代の
若者たちが明らかに日本の大学生と違ってね、期待を持っているということをね、青春の生きがい
みたいなものを感じているってのはうらやましく感じましたね」
―日本でも五輪をやれば若者に夢を与えられる?
「それはまあ。しかしやっぱり、社会情勢も違うしね。日本の若者はある意味でかわいそうだな。
青春にある者としてアイデンティティーがないから。やっぱり(インターネット掲示板の)
2ちゃんねるの書き込みとかそんなもんで本当のコミュニケーションができるもんじゃないし。
全部現実から逃避しているし。だいたいこのごろの日本の若者の学生って議論しないだろ、
文壇でもそうなっちゃったよな」
(8、9日の北京市滞在中に記者団に)
■日中でアジア貢献を 北京市長と懇談
「アジアのために日本と中国で貢献しましょう。東京へぜひいらして下さい」
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000140808120001