【ロシアでやれ】終戦記念日:きょう63回目 平和願い行事多彩に
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20080815ddlk28040263000c.html 63回目の終戦記念日を迎える15日、戦争の惨禍を追憶し、平和を願う各種の行事が神戸市内で開かれる。
午後1時からは、中央区の神戸市勤労会館で「平和のための市民の集い」が開かれる。
静岡大講師の森正孝さんが「自衛隊の現況」を、沖縄県読谷村議の知花昌一さんが「沖縄から見た戦争責任」をテーマに講演する。
参加者の質疑応答、討論もある。入場カンパ800円。問い合わせは「戦争を起こさせない市民の会」(078・651・0259)。
午後5時からは、神戸ユネスコ協会の平和イベント「平和の鐘を鳴らそう!運動」が兵庫区の湊川公園で行われる。
公園内の特設テントに鉄製の「平和の鐘」(高さ約24センチ)を設置。鐘をたたき、平和を願う。
また、アジアの子どもたちのために学校を作るため、会場で書き損じハガキを回収する。
回収したハガキは郵便局で換金して学校建設費に充当する。参加無料。問い合わせは同協会の徳田副会長(090・1893・6721)。
午後6時からは、兵庫区永沢町4の「妙法華院」で「8・15平和のつどい」がある。
大阪大谷大講師の小牧薫さんが沖縄戦について講演する。沖縄戦を巡る教科書検定問題などを通して、沖縄戦の惨禍を考える。
参加費500円、高校生以下は無料。問い合わせは妙法華院(078・575・2608)。
また、日中の文化交流を目的に在日中国人らが活動する「東方文化芸術団」は午後6時から、
中央区楠町4の神戸文化ホールでミュージカル「桜の物語」を上演する。
旧陸軍の衛生隊員として中国大陸に渡った三田市在住の織田文雄さん(88)の半生を、芸術団の田偉団長が脚本にした。
戦後、織田さんは駐留した安徽省安慶市に400本の桜を贈り、交流している。
入場料2000円。中学、高校生は2階席無料。問い合わせは同ホール(078・351・3535)。【川口裕之、高山梓】