大阪・門真市、勤務中に中抜けして銀行や郵便局に行った職員を処分

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1 楽之(東京都)

職員10年以上「中抜け」で謝罪会見 大阪・門真市

門真市の男性職員(60)が10年以上にわたって勤務中に職場を抜ける「中抜け」を繰り返し
ていた問題で、市は8日会見し、事実を認めたうえで「市職員としてあってはならないこと。
最終の調査報告を待ち、本人と監督責任者である上司を厳正に処分したい」と謝罪した。

市によると、職員は環境対策課に勤務しており、階級は上席主査。主に公共施設の害虫駆除を
目的とした薬剤散布を担当している。「中抜け」は10年以上前からで、クリーニング店や
郵便局、銀行などに行っていた。また、平成17年7月から、四條畷市内の自宅から
門真市役所に通勤する際、実際はマイカーを使用しているにもかかわらず、公共交通機関
での通勤者を対象とした通勤手当を虚偽申請。7月までに交通費(月額1万2500円)
計46万2500円を不正に受け取っていた。

市は職員に対し、マイカー通勤者に支給される交通費を差し引いた約33万円を職員に
対して返還請求する。市の聞き取り調査に対して、この職員は「公務員としての自覚に
欠けていた」と反省しているという。

http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/080809/osk0808090351000-n1.htm