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193 戴比爾斯(京都府)
桑田さん「他から選手を獲ってきたんじゃ、強い集団ではいられない」


(前略)

現役を退いた後も、桑田さんは選手時代同様のトレーニングを続けている。
「心が、もう十分と言っている」と 現役生活にピリオドを打った体はまだ、打って、守って、走れる状態が保たれている。
「僕は口だけじゃなく、実際に動いて見せられる指導者でいたいと思うんです」とメンテナンスは欠かさない。

 そんな“動ける指揮官”を目指すが、その“口”が動くことはあまりなさそうだ。
「何を言う必要もないでしょう。 なぜなら、プロの集団だから。プロとして、優勝という1つの目標に向かっていくだけ。
『ベストを尽くそう』とか、 『これをやれ、あれをやれ』と言う必要はない。目標に向かう姿勢がない人は要らない。
すぐに他の人に代わってもらうだけ。 それが、プロの世界ですよ」。

 代わる人材を育てることも、桑田野球には大事な要素となる。
「1軍に来たら、何も言うことはないわけですから、 2軍には厳しくしますよ。
1軍にいるベテランが引退したら入っていける人材をファーム育てておくのが、チームの安定した強さの 保持につながる。
育てるのは一番難しいことですけど、他から選手を獲ってきたんじゃ、強い集団ではいられないと思います」。

 評論家として各球場を訪れると、すれ違うファンたちからは「絶対、監督になってください」とラブコールを受ける。
「いつかもし、監督をさせていただけたら、(元巨人監督の)藤田さん、(楽天監督の)野村さん、
(ソフトバンク監督の)王さんと、 尊敬するみなさんのやり方を僕なりにアレンジして、僕らしくやっていきたい。
野球は1試合1試合、毎回違うドラマ。それを通じてみんなで 人間力を高めて行ければ」
大好きな野球を続けていく未来へ、桑田さんは自分を磨き続ける。

http://hochi.yomiuri.co.jp/contents/ad/yakyutsuku/kuwata.htm