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344 日清
リニアを諏訪に停めろや!東三河、遠州とつるむ飯田氏は空気嫁!

◆諏訪、上伊那は反発
「寝耳に水だ」。昨年12月、JR東海が突如、建設費全額負担で南アルプスを貫く直線ルートを
想定した計画を表明。諏訪、上伊那地方の首長や経済界は直線ルートに猛反発した。
10日の上伊那地区期成同盟会総会で小坂樫男・伊那市長は「国鉄民営化で膨大な赤字を負担したのは国民。
効率を考えるだけで良いのか」と同社の姿勢を批判した。

諏訪地方では6市町村の商工団体が28日、リニア駅建設促進同盟会を設立する。
原村商工会の飯田幹夫事務局長は「このままでは諏訪や伊那、松本は陸の孤島になる。
今、声を上げないと間に合わない」と危機感を強める。諏訪地方では中央東線高速化も求めているが、
JR東日本の腰は重い。リニア新幹線が来なければ「全国で大都市に最も遠い地域になる」
(飯田事務局長)とし、上伊那や松本の経済界とも連携する考えだ。

◆飯田は駅誘致目指す
こうした動きに対し、諏訪や上伊那地方と違いを見せるのは飯田市や下伊那地方。
飯田市の牧野光朗市長は「Bルート推進は当然」と従来方針を繰り返す一方で、「直線ルート」をにらみ、
飯田駅誘致を目指す動きを活発化させる。牧野市長は既に100億円規模の費用が予想される
飯田駅建設のための基金創設の意向を明らかにしている。
また、2月末に東三河(愛知県東部)と遠州(静岡県西部)、飯田・下伊那地方の市町村などが策定した
「三遠南信地域連携ビジョン」でも飯田駅設置を盛り込み、浜松市や愛知県豊橋市などの支援も取り付けた。
駒ケ根市など上伊那地方の一部自治体との連携にも強い意欲を示す。

「一企業の都合でアナウンス(告知)が行われ、県内の一部地域で反響があることは、余り好ましくない」
こうした中、村井仁知事は25日の会見でこう不快感を表明した。
98年に県内自治体間の意見の相違をまとめ、ようやくBルート推進で一本化した経緯があるためだ。
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080727ddlk20040033000c.html