不正採用の女教師(23)、生徒の前で号泣。「母親に憧れて教師になったの。えーん(泣)」 

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 亀甲万(東京都)

●県教委は不正合格者の採用取り消しへ

 底ナシの様相をきたしている大分県の教員採用汚職事件。過去2年間で「カネ」
と「コネ」を使って不正合格した教師は30人以上とされ、全合格者の半数近くに及ぶ。
口利きはバブル崩壊後10年以上も横行していた。

 大分県教育委員会は、不正な点数改ざんなどが確認された合格者の採用を取り消す
方針を固めた。相当な数の教師がクビになるのは間違いない。

 今回、県教委の上層部に自分の子供の「口利き」を依頼して逮捕された親の教師は、3人。

 金券100万円、現金300万円と引き換えに採用された浅利の長男(26)と長女(23)
同じく金券200万円で採用された矢野の長女(23)は、生徒に合わせる顔がなかっただろう。

 ところが、驚いたことに“疑惑の教師”3人は、事件発覚後も教壇に立ち続けていた。

「小学校に勤務する浅利の長男は、保護者会で『母親が間違ったことをして、すみません』と謝罪し
教育にかける意気込みを語ったそうです。別の小学校で働く長女は、事件発覚後に半月ほど休んだが
今は職場に戻っています。彼女は不正採用を知らなかったようで、復帰初日には担当クラスの
生徒の前で『私は母親に憧れて教師になりました』と言ったきり、泣き崩れてしまいました」(県教育関係者)

 両親の逮捕から1週間は休んでいた矢野の長女も職場に復帰。しかし、授業参観やPTAの
会合などで無断欠席を繰り返して、保護者とトラブルになったという。
http://news.livedoor.com/article/detail/3737256/