中国、雷エネルギー回収ロケットの開発へ
中国科学院大気物理研究室によりますと、中国では今、自然界で発生する雷のエネルギーを回収する
ロケットの開発が行われています。成功すれば、雷の電気エネルギーを収集できるようになると見られて
います。
それによりますと、このロケットは稲光にぶつかる瞬間に、そのエネルギーを収集し、専門の装置を通して
地上収集システムに送ります。現在、国家気象部門と国家電力会社の協力で、このロケットの研究開発が
行われています。
地球上では、毎日数百万回以上の雷が発生し、それによる稲光は一回だけで100億キロワットの
エネルギーを放っており、これは大型水力発電所の数千倍の発電量に当たるということです。
http://japanese.cri.cn/151/2008/07/14/1s121979.htm