前社長の尻拭いを終えて黒字転換に成功した富士通の社長がサクっと退任していた

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32 レツ・コ・ファン(長屋)
富士通の前社長秋草直之の歴史的名言

「業績が悪いのは従業員が働かないからだ。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%8D%89%E7%9B%B4%E4%B9%8B

ITバブルが崩壊した事でソリューションビジネス中心のスタイルが裏目に出た上、
社内でも1993年に導入した成果主義の弊害面が顕著に目立ち始め、その上、
これら問題に対する対処が悉く後手に回ってしまい、社長在任期間の後半には富士通は著しい凋落に陥って行く。

2001年、週刊東洋経済10月13日号上で、業績の下方修正に対する社長の責任を問われ、

「業績が悪いのは従業員が働かないからだ。」という主旨の回答を行った。

このインタビューは各方面に大きな反響を呼び、一部では「経営の責任放棄」などと批判された。

2003年6月、社長を退任して会長に就任。最終的に富士通を立ち直らせる事ができず、同社の再建は後任社長の黒川博昭に託された。