「アップリカ・チルドレンズプロダクツ」社製のベビーカーでねじが脱落して幼児が転倒、
頭を打つなどの事故が発生したとして、経済産業省はおよそ59万台について、
自己点検と部品の交換をするよう呼びかけている。
街の人は「子どもが乗るものだからびっくりです」、
「(使っているベビーカーは)アップリカです。怖いですね」などと話した。
有名ブランド人気ベビーカーで、幼児が重傷を負うなど転倒事故が起きていたことがわかった。
経済産業省は7日、大手メーカーのベビーカーおよそ59万台の点検実施を発表した。
対象となったのは、現アップリカ・チルドレンズプロダクツ社が、
2003年11月から2007年3月まで製造した両対面式ベビーカー12タイプ196製品。
2007年12月、群馬県で幼児がベビーカーごと転倒し、歯の神経を損傷し重傷を負うなど、
あわせて6件の事故が起きていた。
アップリカ東京広報室の皆川英明課長は「ベビーが乗るものなので、お父さまお母さまが
安心してお使いいただくのが一番。原因はわかりませんが、全部をチェックさせていただく」と語った。
アップリカ社のベビーカーユーザーは「ハンドルボタン取れてた。
『取れたんです』って電話したら、無料ですぐに送ってくれた」と語った。
経済産業省は、ユーザーに点検や、アップリカ社から配布される部品を正しくつけるよう呼びかけている。
問い合わせは、「アップリカ社フリーダイヤル(0120-545-370)」まで。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00136208.html 依頼91