イチゴ収穫計画に「待った」

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1 クロトワ(巣鴨)

 地震避難住民のイチゴ収穫計画、「徒歩帰宅は危険」と待った

 岩手・宮城内陸地震で、陸路が寸断された宮城県栗原市耕英地区の避難住民が、100人規模のボランティアとともに徒歩で戻って特産のイチゴを収穫する計画を進めていたが、市から「安全に通行できる状態にない」と待ったをかけられた。
住民たちはがっかりしながら、陸路復旧を心待ちにしている。

 露地栽培の「くりこまいちご」が特産の耕英地区には、ヘリでしか入れない。
住民は、6月28日の一時帰宅の際に一部を収穫して持ち出したが、残りが腐ってしまう恐れがあった。
このため、陸路でイチゴを運び、ジャムにして販売することを思いついた。
ボランティアを募集したところ、100人規模で協力の申し出があり、5日に入れるよう市に許可を求めた。

 しかし、市道周辺に亀裂があることが判明。市は中止を要請するとともに、佐藤勇市長が1日夜、住民に理解を求めた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080702-OYT1T00433.htm?from=navr