【シンガポール】タイのウボンラット王女(57)は30日、自らの主演で撮影した映画「奇跡が起きる場所」をPRするため、シンガポールで記者会見を開いた。
同国の聯合早報(電子版)が伝えた。
同作品は王女の小説を題材にしたもので、交通事故で娘を失った母親が、死んだ娘から心臓移植を受けるストーリーだ。
シンガポールでは8月に公開される。
王女は「タイ国内で生命の奇跡キャンペーンと呼ばれる活動を行った際、貧しい子供たちに就学機会を与えるために書いた小説を映画化したもの。
映画を通じて恵まれない子供たちへの支援を呼びかけたい」と話した。
ウボンラット王女はプミポン・タイ国王の長女。
米国人男性と結婚し王籍を離れたが、後に離婚し、現在はタイに住んでいる。
2004年末のインド洋大津波でプーケットにいた長男が死亡している。
http://www.newsclip.be/news/2008701_019556.html