マスターカードも和解 アメックスに1900億円
米クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)は252日、米国での金融機関提携カードの発行
をマスターカード・インターナショナルやビザに阻まれたとして損害賠償を求めた訴訟で、マスターカードがアメ
ックスに和解金18億ドル(約1900億円)を支払うことで合意したと発表した。
ビザに対する訴訟は昨年11月、ビザが22億5000万ドルを支払うことで和解済み。関連のすべての訴訟が
終了した。
マスターカードは提携する金融機関と、米国内で競合する会社のクレジットカード発行を禁じる契約を締結。
アメックスがこうした金融機関と提携することを排除したとされ、連邦最高裁は2004年に、独占禁止法(反トラ
スト法)に違反したとの判断を下した。これを受けて、アメックスは損害賠償を求めていた。 (共同)
[ 2008年06月25日 23:39 ]
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