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457 ニガ(埼玉県)
自民党執行部にとってはまさに「KY」  山本一太氏ら「新しい総裁選挙を実現する会」を発足 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2008062202000123.html

自民党執行部にとっては「KY」(空気が読めない)と映っただろう。山本一太氏ら中堅・若手有志が
「新しい総裁選挙を実現する会」を発足させたことだ。
次期衆院選は福田康夫首相ではなくポスト福田の指揮のもとで。本人の意向はともかく
こんな空気が党内外に広がる折である。総裁選絡みの動きはあまりにも露骨で倒閣への
のろしを上げるものだと執行部は眉(まゆ)をひそめたに違いない。
それはともかく設立趣意書の内容は興味深い。既得権益にしがみつくイメージのままでは
野党に転落すると“警告”。国民を巻き込むドラマチックな総裁選へ予備選導入を提案した。
小泉旋風が吹いた総裁選がいつの間にか色あせ、昨年は派閥の合従連衡で福田氏が勝利した。
「古い自民」回帰へのもどかしさが底流にあるようだ。
山本氏は初会合で立候補に必要な推薦人二十人の条件を下げれば、渡辺喜美行革担当相ら次世代の
リーダーも加わった「夢のカード」が可能になると説いた。出席者からは「首相になってほしい
先輩議員が一人もいない」との過激な発言も飛び出した。
党内からの反発覚悟の突き上げ−。ひとまずその思いは評価したい。むろん総裁選のルールを変えた
からといって党再生には直結しない。要はリーダーの資質であり政策だ。将来の新人議員が同じ失望
を抱かぬよう、若手も研さんを積んでほしい。 (田畑豊)