邦銀がカザフスタン融資拡大、資源開発で収益狙う
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20080619-2966271-1-L.jpg 三井住友銀行は5月末、政府系金融機関のカザフスタン開発銀行と提携契約した。
カザフ開銀は油田やウラン鉱床開発などの国家プロジェクトの資金調達を手がける。
三井住友はカザフ向け協調融資のとりまとめなどで協力したい考えだ。
先にカザフ開銀と提携している三菱東京UFJ銀行は、邦銀初の駐在員事務所を
年内にも開設する。みずほコーポレート銀行は昨年4月、国際協力銀行などと
ウラン開発プロジェクトに対する約340億円の協調融資に参加した。
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20080619-2966239-1-L.jpg カザフには米シティグループやオランダのABNアムロなど欧米勢もすでに足場を固めており、
日米欧の金融機関による「争奪戦」は激しさを増す。
ただ、資源を自国で囲い込む資源ナショナリズムの機運がカザフでも高まっている。
07年10月に地下資源利用に関する法改正があり、資源権益を政府が優先的に取得できるようになった。
今年1月には、日本も権益を持つカスピ海北部のカシャガン油田について、カザフの国営企業が権益を
強化することが明らかになった。邦銀は「今後、国益にそぐわない外資の投資活動に
制約が及ぶのでは」との懸念を強めている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080619-OYT1T00154.htm アスタナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アスタナ (Astana) はカザフスタン中部に位置する同国の首都。
1997年にアルマトイから遷都。旧称アクモリンスク、ツェリノグラード、アクモラ。イシム川右岸にある。推計人口60万人(2004年)。
1998年のカザフスタン政府主催の国際コンペで1位に選ばれた
日本の建築家・黒川紀章の都市計画案に基づき開発が続けられている。