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521 ヒソクサリ(巣鴨)
「すぐ寝る女」=「軽い女」と決めつけるのは童貞

恋愛における女子のもっとも強力な思い込みに、
「いいなと思う男子があらわれたら、セックスまでに時間をたっぷりかけたほうがいい」というものがある。
つい最近、敬愛する芸人Kさん(同世代のモテモテガイ)と恋愛話をして、それがグッチャグチャに破壊された。
その日、彼と語っていたのは、「男が女に本気で惚れる時」。
つまり、「どうしたら、好きな男を本気で惚れさせることができるのか?」
ということを聞いていたのだけれど、彼のアドバイスは……
「本気で男に惚れられたいなら、まずは酒でも飲んですんなり抱かれてみろ!」というもの。
はぁ? 思わず口がポカンと開いちゃいました。
笑いを取ろうとしているのかと思いきや、意外とマジな意見らしい。
「可愛いなと思ったり、好感を抱いている女性でも、寝てもいない相手に、男は本気で惚れたり、入れ込んだりできない」のだという。
それは、そうだ。まず寝てみないことには、濃厚でリアルな大人の恋愛関係が育たないのもまた真実なのだろう。
でも、でも! 女子が無意識レベルで信じ続けている恋の定説
「すぐ寝る女は、軽い女だと思われて、決して本気の彼女にはなれない」っていうのもあるんだけど……。
「それは大きな勘違い。そもそも男は、すぐに寝たからといって、「軽い女」だなんて決めつけない。
もちろん、真性の軽い女もいるだろうけど、それは分かるし。
それ以外の女性なら、むしろ、男のオレの口説き方が巧くいったんだと思ってよろこぶよ」
たしかに同じ女から見ても、「すぐ寝る女」=「軽い女」とは限らない。
そう決めつけるのは、恋愛経験が少なく、固定観念に縛られている男だけ。
ある程度、経験を積んだ男なら同じすぐベッドインした女でも、「行きずりで誰とでも寝る女」と
「情熱やインスピレーションに従っている恋愛に素直な女」の区別がつくかもしれない。

http://mainichi.jp/life/love/news/20080619alb00m070001000c.html