■□■スレ立て依頼所■□■

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322 ブリッグ(大阪府)
ペン・箸とも左のままの左利きはロクでもない親に育てられた奴ら。

 遠い昔、新石器時代に11人の男が狩猟に行った。 右側の茂みの中からイノシシが突然飛び出し、猟師たちに向かって突進してきた。
みんな驚いて慌てている間、猟師の中の一番左側にいた男が右側に向かって槍を投げた。
槍は命中してイノシシは倒れた。 彼は11人の猟師の中で唯一の左利きだった。

サッカーチームでも猟師の集団でも左利きが一人いればはるかに強くなる。
実際、左利きの割合は東西古今を問わず、全体人口の約8−12%を維持している。
狩猟時代のこうした利点が、左利きの比率を一定に維持するよう遺伝子が作用した、ということだ(Leonard Shlain著『自然の選択−Gyna Sapiens』)。

一対一の戦いで有利になるために左利きの比率が一定に維持されるという仮説もある。
剣での戦いやボクシングなどのスポーツで、右利きの人は右利きの相手に対応して準備しているため、左利きの攻撃には弱いということだ。
英語で左側を意味する「sinistral」には「欺まん的な」という意味が込められているのも、こうした理由と考えられる。

文化的な偏見のため、左利きを無理に右利きに変えようとする社会も多かった。
利き手を変えるのも9歳までは70%程度の成功率に達するが、9歳以降は20%へと急激に落ちる。

左利きに関する秘密は現代科学でも完全には解けていない。
左利きは遺伝することはするが、メンデルの遺伝法則には従わない。父母ともに左利きの場合でも、子どもが左利きになる比率は多くて50%だ。
父母ともに右利きの場合にも、子どもの2−10%は左利きとなる(マーティン・バイマン著『手が支配する世界』)。

省略

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=101279&servcode=100§code=120