【東大病院】 左目の手術をするはずが間違って右目を手術しちまった、しかも消毒もせずに
東大医学部付属病院は11日、緑内障の70代男性患者に対し、
手術予定の左目ではなく誤って右目の手術をする医療事故があったと発表した。
病院は、原因究明のため、調査委員会を設置した。
病院によると、手術は今月6日に実施。手術部位を間違えないよう、手術前、
患者の左のこめかみに黒色のペンで丸印をつけていた。
その後、30代の男性消毒担当医は左目を消毒。しかし、右目を露出させて布を置いてしまった。
40代の男性執刀医は丸印の確認を怠り、消毒していない右目の手術をした。
患者は両目とも末期の緑内障で、右目も手術を検討していた。
7日に左目の手術も行い、両目とも問題は起きていない。
消毒担当医は「何でそうなったのか分からない」、執刀医は「つい確認を忘れた」と話しているという。
手術翌日、眼帯が右目にされているのを不審に思った患者の妻の指摘でミスが判明した。
同病院の服部雄幸総務課長は「医師の肩書などは明かせない。患者には大変申し訳ない」と話している。
http://mainichi.jp/select/science/news/20080612k0000m040133000c.html