【ガソリン高】ホンダが軽で本気だした スズキ、ダイハツ追撃
ホンダがスズキ、ダイハツ追撃 軽自動車 10年度30万台販売
ホンダは10日、2010年度の軽自動車の年間販売台数を、最大で07年度比35%増の30万台まで
引き上げる方針を明らかにした。今後、背高タイプのワゴン車など新モデルを積極投入し、開発・
生産・販売のすべてで軽事業を強化する。軽自動車市場をめぐっては、富士重工業が4月に
生産撤退を表明。軽生産メーカーが4社に絞られたことで競争激化は必至だが、ホンダは
ダイハツ工業とスズキの「2強」を追撃し、勝ち残りを目指す考えだ。
ホンダの軽自動車の現行車種は「ライフ」や「ゼスト」など4モデル(商用車含む)で、拡販には
ラインアップの充実が不可欠なため10年度までに複数の新型モデルを販売する。特に
「他社にあってホンダにないモデルが必要」(同)として、ダイハツ「タント」に代表される背高タイプで
室内空間の広いワゴン車を投入する考えだ。小型車「フィット」に搭載されている無断変速機(CVT)
を軽自動車向けに開発することも検討しており、低燃費化でさらに商品の魅力を高める。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806110026a.nwc