〇△□スレ立て依頼所〇△□

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144 オーレ・モレモ(秋田県)
原油高で学校週休3日制に 遠足も中止要請

 原油高による燃料費負担急増を受け、米国の学校でスクールバスの運行費を抑制するため
路線変更や削減の動きが出ている。公立小中学校の週休3日制移行を決めた地区もあり、エ
ネルギー高騰が教育現場にも影を落とし始めた。

 ミネソタ州ミネアポリスの一部の学区では、9月に始まる新学期から月曜日を休校にし、バス
経費を年約6万5000ドル(約700万円)節減する方針。ほかの曜日の授業を延長し、教育内
容に支障が出ないように配慮する。

 学区の管理責任者は「保護者も厳しい状況を理解しており支持してくれると思う」と話す。

 米メディアによると、カリフォルニア州などはバス路線を減らしており、生徒が集合場所まで歩
く距離が増える不便も指摘されている。

 一方、ニューヨーク市で送迎を請け負うバス会社は、3年前の契約時と比べ約70%も上昇し
た燃料費の負担に耐えかね、同市に遠足などの削減や中止を要請。市側は拒んでいるという。

 学区が広い米国の公立小中学校は安全面を考慮し、スクールバスで通学するのが一般的。
自治体や学区単位でバス予算を組むが、燃料代の上昇で予算不足に陥るケースが急増して
いる。 (共同)

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080611004.html