【豆知識】インフレ率100万%のジンバブエでは、外交特権なんて古臭い制度は無効
米国務省のマコーマッック報道官は5日、アフリカ南部ジンバブエ北部の町で同日、27日に予定する大統領選決戦投票に関連する暴力事件の調査で訪れていた
米外交官5人と現地職員2人の車両が止められて警察に一時拘束され、「体に火を付ける」などの脅かしを受けたと述べた。
国連安保理は7日に会合を開き、この事件を討議する。ライス米国務長官は「外交の国際慣行を踏みにじる政権であることを示した」と非難した。
大統領選決戦投票では、長期独裁政権を敷き5期目を狙うムガベ大統領が野党・民主変革運動(MDC)の弾圧を強めている。
米国はムガベ政権の人権、言論弾圧などを非難、経済制裁も打ち出している。米外交官への威嚇行為には、警官のほか、軍兵士、
退役兵も加わったという。軍はムガベ政権の支持基盤となっている。
英外務省も、米外交官に同行していた英外交官1人が一時拘束されたと述べた。ジンバブエ駐在米大使によると、米英外交官の車列が検問所で
止められ、タイヤが裂かれ、外交官らから携帯電話を奪ったという。退役兵士は、車から出て警察署まで同行しなければ車両を燃やすと威嚇、
現地職員の1人に暴行したという。
ジンバブエ情報省の当局者は外交官の車両のタイヤを裂いたことなどを否定、拘束は車列が検問所を突破しようとしたためと主張している。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200806060033.html おまけ
【カイロ6日鄭真】アフリカ南部ジンバブエで六日、大統領選の決選投票に進出した野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が警察に
一時拘束された。議長の拘束は二度目。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/97406.html