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357 セイラ・マス(福岡県)
観光客がモンスターとなって忍者寺に出現 石像と塀を破壊していく

◎モンスター観光客出現 金沢・忍者寺

 忍者寺の通称で知られる金沢市野町一丁目の妙立寺は、年間十万人以上が足を運ぶ石川県内有数の観光名所だ。訪れ
る人の宗派はもちろん、年齢も国籍も千差万別。これだけ不特定多数の人がいると、困った観光客も少なくないらしい。「モン
スター観光客って言うんかねえ」。住職夫妻の嘆きが聞こえてきた。(荒木雄輔)

 張田珠潮(じゅちょう)住職が、一体の仏像を手にした。浄行(じょうぎょう)菩薩(ぼさつ)といわれるその石像をよく見ると、
頭と胴体が切り離されている。約二年前、お堂で遊んでいた外国人の子供が、倒して壊してしまったそうだ。十歳ぐらいの
子供だから、仕方がないのかもしれない。ただ、へらへらしながら父親が口にした言葉は、「ノープロブレム(問題ない)」
だった。

 大切な菩薩像を壊しておいて、「問題ない」わけがない。張田住職は「情けないばかりですわ」と、あきらめ顔である。

 外国人だけではない。今年四月に車でやってきた三十代男性は駐車場の塀を壊し、「験が悪い」と、本尊に手も合わせず
帰って行った。むしろ、罰当たりな気がするが…。

 六十代とみられる女性が「八百円も拝観料を取るのに、食事も飲み物もつかないの?」と真顔で聞いてきたこともあれば、
案内が半分ほど終わった時点で「やっぱり帰るから拝観料を返して」と言い放った子連れの母親もいたそうだ。聞いているう
ちに、開いた口がふさがらなくなってきた。
(>>2以降へ続く)