☆★☆★ スレ立て依頼所 ★☆★☆

このエントリーをはてなブックマークに追加
110 ヤムチャ(秋田県)
「Vista移行への機は熟した」--MSが企業ユーザーへのアピール強化

 Microsoftは、すでにWindows Vistaが消費者に受け入れられつつあることを示す、数々の情報を公開してきた。
いまや同社は、企業ユーザーの顧客向けに、積極的なPR展開を開始しようとしている。

 Microsoftは米国時間6月4日、いまだVistaへの移行ではなく、Windows XPの使用継続を選択している多くの企
業に向けて、あるリポート資料(PDFファイル)をリリースした。Microsoftは、Vistaが、よりセキュアで信頼性の高い
OSであり、運用管理に至っては企業のコスト削減も可能になると主張している。

 MicrosoftのWindows Client Product ManagementバイスプレジデントであるMike Nash氏は、CNET News.comに
対して「われわれは消費者とのギャップを縮めることに努めてきたが、今度は企業とのギャップを埋めることに努め
ている」と語った。

 企業が現段階でVistaを導入すべき理由は何なのであろうか?Nash氏は、Windows Vista Service Pack 1(SP1)
の公開により、Windowsのセキュリティが改善され、ドライバのサポートも拡大されたほか、導入時のアプリケーショ
ン互換性の問題も最小限に抑えられた点を挙げている。

 Windows XPと比較して、Vistaの脆弱性問題は少なく(Vistaの脆弱性が45件であるのに対して、XPの脆弱性は56
件である)、緊急の脆弱性の数も少ない(Vistaの緊急の脆弱性が17件であるのに対して、XPの緊急の脆弱性は35
件である)。また、Vistaを狙った悪意のあるソフトウェアプログラムの数は、XP SP2よりも60%減少すると、Nash氏
は明らかにした。

 さらにNash氏は、企業にとっての思わぬ大きな利点として、複数のマシンでVistaの運用管理を進めると、XPの時
よりもコスト削減になるという点も指摘した。

 Hewlett-Packard(HP)でMicrosoftのサービス展開を世界的に推進しているTom Norton氏は、HPにとって世界で
の上位500社の顧客の大半が「Vistaは、クライアント環境のサポート分野でコスト削減を実現する手段であるとの認
識を示すようになっている」と述べた。(以下ソース)

http://it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=RS2037467105062008&landing=Next