2008年5月30日、東突(東トルキスタン)テロ組織は北京五輪の破壊活動を1年前から計画。四川大地震の影響で
まだ正式な日時とルートの発表はされていないが、今年6月に新疆ウイグル自治区で行われる聖火リレーが、
彼らの標的になる可能性が高いという。新華社サイト「新華網」が報じた。
北京五輪の聖火リレーが海外で行われている間、チベット独立支持派による妨害活動が各地で発生。
この聖火リレーを妨害することは、東突テロ組織にとっても東トルキスタン問題を国際社会にアピールする絶好の
チャンスだと新華網は分析。
東突テロ組織の中でも穏健派と呼ばれる「世界ウイグル青年代表大会」は今年4月、台湾のメディアを通じて
「新疆ウイグル自治区での聖火リレーは、そこで暮らす人々の人権を著しく侵害する恐れがある」と主張。
国際オリンピック委員会(IOC)にその中止を訴えると発表した。
中国公安部によると、東突テロ組織のなかでも暴力専門の武闘派組織「東トルキスタン・イスラム運動」は、
07年に北京五輪破壊計画を立てて活動を開始。この組織はタリバンの軍事基地で訓練を受けたメンバーを
1000人以上抱えており、うち700人が世界各地に潜伏しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000010-rcdc-cn