【君と余だ!】迫力の「赤壁の戦い」 松本で「絵本三国志展」
中国の三国志の世界を描いた作品が並ぶ「安野光雅絵本三国志展」が、松本市の
井上百貨店本館7階大ホールで開かれている。6月2日まで。
三国志は、2−3世紀の群雄割拠の中国を舞台にした歴史書、またはそれをもとにした物語。
島根県出身の画家安野光雅さんが2004年から中国全土をまわり、三国志の舞台の風景
をスケッチしたり、名場面を想像して描いたりした。
会場には安野さんが描いた三国志の絵93点が並ぶ。時代の推移ごとに絵を配置。
説明文もあり、会場を一巡りすることで三国志の世界をたどることができる。曹操軍と
劉備・孫権連合軍が戦った有名な「赤壁の戦い」を描いた作品では、計略に
はまった曹操軍の軍船が赤い炎を上げ、兵士が逃げまどう様子が描かれ、迫力が伝わってくる。
入場料は一般800円、高大生600円、中学生以下無料。
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080523/CK2008052302000001.html