若い男性、年収少ないと結婚率低い
若い男性の結婚率が、雇用の形態や収入の違いと強い結びつきがあることが、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の
調査でわかった。25〜29歳でみると、年収が500万円以上あると半数以上が結婚している一方、パート・派遣など非正規
雇用者の結婚率は14.8%にとどまった。晩婚化や非婚化は若者の価値観だけの問題ではないことが鮮明になった。
■若年男性の結婚率と年収などの関係
25〜29歳 30〜34歳
有業者全体 32.4 57.2
(うち年収別)
100〜149 15.3 29.6
150〜199 17.4 34.0
200〜249 22.8 40.8
250〜299 26.3 42.3
300〜399 35.6 52.9
400〜499 43.9 62.5
500〜599 52.7 71.0
600〜699 57.6 78.9
700〜799 52.2 76.6
800〜899 50.8 74.3
900〜999 42.3 65.1
1000〜1499 72.5 71.1
1500 以上 73.9 90.0
(雇用形態別)
正社員(役員含む) 34.7 59.6
非正規雇用
(パート・派遣など) 14.8 30.2
自営 47.9 64.5
無業者全体 7.5 15.8
http://www.asahi.com/life/update/0804/001.html