米倉さん率いる放医研が開放型装置開発
診断と治療が同時に可能な世界初の開放型PET 装置を開発
PET の可能性を広げ、分子イメージング研究を推進
独立行政法人放射線医学総合研究所 (理事長:米倉義晴、以下、放医研)分子イメージング研究*1センター、先端生体計測研究グループの山谷泰賀研究員らは、
がんの早期診断などに有効なPET (陽電子放射断層撮像法)*2において、診断と治療を同時行うことを可能にする世界初の開放型PET 装置を開発しました。
従来のPET 装置は、検出度を高めるために被験者を囲むように放射線検出器を配置していますが、一部でも検出器が欠損すると画像の劣化は避けられませんでした。
その結果、患者ポートは長いトンネル状になり、これが患者の心理的ストレスを高めると共に診断中の患者のケアの障害にもなっていました。
http://www.nirs.go.jp/report/nirs_news/200803/hik01-02p.htm