キャバ嬢は中3 東京都江戸川区の店長、経営者逮捕
女子中学生をホステスとして雇っていたとして、警視庁少年育成課は9日までに、児童福祉法違反
(酒席にはべらす行為)の疑いで東京都江戸川区東葛西のキャバクラ「ピーチ!!ガール」の店長安田
寛容疑者(29)と経営者浅田浩司容疑者(36)の2人を逮捕した。
調べでは、安田容疑者らは昨年6月、同店でいずれも当時中学3年生で14歳の少女2人を、年齢
を確認せずに雇い、客の接待をさせた疑い。少女たちは同店関係者のスカウトマンに誘われて入店し
た。少女のうち1人は、生年月日を変造した健康保険証を店側に提示して18歳だと偽っていた。そ
の友人でもう1人の少女は身分証明の書類がないのに雇っていた。調べに対して安田容疑者は「14
歳とは知らなかった。18歳だと思った」などと容疑を否認しているという。少女2人は不定期で出
勤し、時給3000円で働いていた。
同店は東京メトロ葛西駅近くの雑居ビルの4階。午後9時から10時半の間に4人で入れば1人あ
たり50分間3000円で焼酎やウイスキーが飲み放題だった。同じビルの風俗店関係者は「若い女
の子がいて料金も安いと評判でしたが、最近は集客があまりよくなかったようです」と話した。現在
は休業している。
同店は、ほかにも15歳未満の少女を雇っていた可能性があり、同課は詳しく調べている。
[2008年5月10日9時45分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20080510-358112.html