■□■スレ立て依頼所■□■

このエントリーをはてなブックマークに追加
240 葉剣英
ソフトバンク「ハーレクイン」で世界進出

携帯電話事業の契約純増数が国内トップと好調で、2008年3月期連結決算でも過去最高の好業績となったソフトバンク。
勢いに乗る孫正義社長はさらに壮大な世界進出の野望をぶち上げている。その武器になるのが女性向けの恋愛小説で知
られる出版社「ハーレクイン」(本社・カナダ)のコンテンツという。

 売上高は前期比9.1%増の2兆7761億円、営業利益が同19.6%増の3242億円、最終利益が同3.7倍の1086億
円といずれも創業以来の最高を記録。8日の決算説明会で孫社長は「暗雲は去った」と笑みを浮かべた。

 華々しい数字が並んだ決算の説明もそこそこに、孫社長が力説したのが今後の事業展開だった。柱の1つであるモバイ
ル(携帯)インターネット戦略の目玉として強調したのが、ソフトバンクと英ボーダフォン、中国のチャイナモバイルの携帯3
社が33%ずつ出資した合弁会社の存在だ。

 各社の有料課金ユーザー数は、ソフトバンクだけだと約1900万人だが、ボーダフォンの約2億5000万人、チャイナモ
バイルの約3億9000万人を合わせると計7億人近くになる。この巨大市場でコンテンツ配信などのビジネスで稼ぐことが
3社連合の狙いだ。

 その世界戦略用のコンテンツとして孫社長が挙げたのが、ハーレクイン。同社の小説は世界109カ国で販売され、年間
の売り上げ部数は1億部を超える。ソフトバンクはその電子コミック版1000タイトルを全世界でケータイ向けに配信する
権利を取得した。

 4月下旬からグループ企業のヤフーでパソコン向けにハーレクインの配信を始めたところ、同社の作品がコミック部門
のランキング上位を独占した。ケータイでもキラーコンテンツになることが期待されている。

 3社連合のなかでは規模が飛び抜けて小さいソフトバンクだが、孫社長は「売り上げ世界一のボーダフォンとユーザー
数世界一のチャイナモバイルは薩摩と長州。われわれは海援隊としてもうけさせてくださいということ」と、薩長同盟を取り
持った坂本龍馬にみずからをなぞらえた。(以下ソース)

http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008050927_all.html