自衛官ら少年5人、仲間逃がそうと警官に暴行
茨城県警稲敷署は6日、駐在所にロケット花火を打ち込んだ少年を逃すために、
警察官に暴行を加えたとして、同県古河市の自衛官ら18歳の少年4人と16歳の
少年1人を傷害と暴力行為の疑いで逮捕した。
発表によると、5人は6日午前1時ごろ、同署柴崎駐在所にロケット花火数発を打
ち込んだとして同駐在所の男性警部補(53)に取り押さえられた少年を助け出そう
と、警部補の体を押すなどし、警部補の足に軽傷を負わせた疑い。
警部補に捕まえられた少年は逃走した。5人は同じ中学校の出身。
ロケット花火は、逮捕された5人グループとは別の少年3、4人が打ち込んだ。
駐在所で就寝中だった警部補はパジャマ姿のまま、バイクで逃げた少年を走って
追跡、駐在所から300メートル離れた路上で転倒した少年1人を捕まえた。
逮捕された少年5人は車2台に分乗し、その様子を見ていて、警部補を取り囲んだ
が、応援で駆けつけた署員や県警機動捜査隊員らに取り押さえられた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080506-OYT1T00442.htm