“四球王”松坂 新ニックネーム「DICE-BB」…リーグワースト1位
【デトロイト=塚沢健太郎】レッドソックスは6日、タイガース戦でオルティス、ラミレスがアベック弾を放ち、41歳のウェークフィールドが8回まで2安打に抑え、5−0で快勝。
チームは今季2度目の5連勝を飾った。一方、前日開幕5連勝を飾った松坂大輔投手には「DICE−B」という、ありがたくない新ニックネームがつけられてしまった。
松坂は5日のタイガース戦に先発し、5回を2安打1奪三振1失点に抑えたが、「チームが勝てたことが一番で、ボクにとっては収穫は何もない試合」(松坂)と、8四球を与えてメロメロ。
メジャーでは自己ワースト、西武時代を含めてもワーストタイで、今季27四球はア・リーグの四球数でワースト1位。メジャー全体でもパイレーツのゴーゼラニーと並んでいる。
前夜、ESPNのスポーツニュースでは、松坂のことを「DICE−BB」と命名。
BBとは四球のことで、松坂は米国では三振のKと引っかけた“DICE−K”と呼ばれ、すっかり定着しているが、それを逆手に取ったわけだ。
レッドソックスで8四球を与えながら勝利投手になったのは、85年のオイル・カン・ボイド(通算78勝77敗)以来23年ぶりの珍事。
それだけ松坂が要所を抑え、粘りの投球をみせたといえるが、ESPNはその記録などを紹介し、いかに珍しいことか大々的に報じた。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_05/s2008050717_all.html