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805 悠花ちゃん(9才)
【漫画】 「新人に厳しい」と評判の週刊少年サンデー 戸惑う新人作家

由利本荘市(旧由利町)出身の若手男性漫画家が、「少年サンデー」で、初の連載に挑んでいる。
クリスタルな洋介さん(28)=本名・佐藤洋介、東京都板橋区=のギャグ漫画「オニデレ」だ。
同誌編集部によると「かなり好調。特に中学生に人気」で、上々の滑り出し。
「オニデレ」は、けんかは強いが「鬼のように照れ屋」の少女・紗夜と、
手芸部員・正の中学2年生カップルの恋愛ギャグ。「変わった組み合わせを描きたかった」と洋介さん。

洋介さんは小学校低学年の時、友人と見せ合うための漫画を描き始めた。
高校卒業後、調理の専門学校を経て、地元の回転ずし店に勤めた。それでも
「変な漫画で人を笑わせたい」との思いを捨て切れず、別の大手少年誌に作品を投稿。小さな賞をもらった。
この受賞で洋介さんは「これぐらいで漫画家になれるんだ」と、拍子抜けしてしまった。
その後は「短期のバイトをしながら、自宅でゲームに熱中したり、飲みに行ったり」の日々。
本気で漫画に取り組むことを、4年ほど忘れていた。

■ 無為な毎日に危機感
だが、24歳になったころ、無為な毎日に危機感を覚えた。
「自分が本当にやりたいことは何か」を自問し、再び漫画と向き合うことを決めた。
あえて「新人に厳しいと聞いていた」少年サンデーを目標にし、2005年1月、同誌の佳作を獲得。
「プロになるなら、東京に出て来い」との誘いにも、もう迷うことはなかった。
「無駄にした時間が長過ぎた。もう一秒たりとも無駄にできない」と思っていた。

■ 読者との距離を手探り
週刊誌で連載を持っていた漫画家のアシスタントも務め、締め切りに追われる大変さは見てきた。
だが「今はまだつらいとは感じない。描くのが楽しいから」。戸惑っているのは、読者との距離感。
「(漫画家の)誰かを目標にはしていない」と話す洋介さんに、最終目標は「まだ見えていない」。
どんな漫画家に育つのか。「オニデレ」で展開されるドタバタ劇の行方とともに、気になるところだ。

http://www.sakigake.jp/p/special/06/miwataseba/miwataseba_69.jsp
http://websunday.net/rensai/set_onidere.html