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【ケマル激怒】トルコの国是である政教分離に反しているｽﾗﾑ土人政党が調子に乗ってる件

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トルコ国会は３０日、ノーベル賞作家オルハン・パムク氏の訴追に適用されるなど
言論弾圧の根拠となってきた国家侮辱罪の修正案を賛成多数で可決した。
ギュル大統領の同意をへて発効する。

同罪はクルド人の分離独立要求の抑え込みや、オスマン帝国末期のアルメニア人大量殺害への批判封じに適用され
加盟交渉中の欧州連合（ＥＵ）が問題視していた。エルドアン政権は加盟交渉の進展を目指し
国内改革の一環として修正を進めた。

修正案は、公の場で侮辱すると同罪に問われる対象の一つに挙げる「トルコ的なもの」を「トルコ国家」へと狭め
最高刑も禁固３年から執行猶予のつけられる禁固２年と軽くした。
また、検察が国家侮辱容疑で捜査を始める場合に法相の許可が必要になるなど
適用にも歯止めがかかるようにした。

エルドアン首相が率いる親イスラムの公正発展党（ＡＫＰ）は
女子大学生の大学構内でのスカーフ着用に動くなど
建国理念の政教分離に反しているとして憲法裁に訴えられている。
今回の修正は、改革姿勢を見せてＥＵとの関係を改善したい思惑があるとみられる。

http://www.asahi.com/international/update/0501/TKY200805010246.html