今期放映のテレビアニメも初回から数話が経過し、各作品の評価も徐々に固まりつつあります。今期の評価の中でよく聞かれるのが、「声優が棒(読み)な作品が多い」という意見です。
私も正直ミスキャストな作品はあると感じていますが言われるほど悪くなく、むしろ好みというケースもあったりします。
キャスティングをどう感じるかは個人の好みもありますので、最終的には自分の中で結論を出せばいいのではないかと。
ただ、中には明らかに「これはちょっと……」と言わざるを得ないケースがあるのもまた事実です。
キャラクターがどんな声で喋るのか、担当声優の演技力はどうなのかという話題は、アニメを見る側にとっては大きな関心事です。
声質が合う合わないという点に関しては慣れが解決してくれる部分もありますが、肝心要の“演技力”の不足となると、これはもうどうしようもありません。
その場合、声優個人が非難されてしまうことが多いのですが、冷静に考えれば責任は別のところにあることに気付くはずです。今回は、そんな声優のキャスティングに関する事情を書いてみようと思います。
http://news.livedoor.com/article/detail/3612416/