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520 平和団体(笑)
【上杉隆】民主党の文化はサークル的 小沢「黙って俺についてこい」という体育会系的な文化には馴染めない
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/sokkyo/news/200804/CK2008042202005571.html

民主党は27日で結党10年を迎えます。小沢一郎代表も就任2年を超え、福田政権を衆院解散・総選挙に
追い込もうと攻勢を強めています。小沢民主党は悲願の政権交代に近づいているのか。
若手フリージャーナリストの上杉隆さんと一緒に考えてみました。
記者・清水 孝幸

清水 民主党の威勢がいいですね。以前は対決か政権担当能力かなんて悩んでいましたが、吹っ切れた感じ。
    二度も不同意した日銀総裁人事は典型的でした。

上杉 日銀総裁人事は一度、「財政・金融政策の分離」という原則を立てて、党として財務省OBの天下りは
    駄目だと決めた以上、その是非はともかく、もう突き進むしかない。マスコミに批判されましたが、
    最後まで貫いたのは当然です。
    ただ、副総裁は最初から「財金分離」なんて言ってなかったですよね。だったら、もう譲ってもいいで
    しょう。無駄なところで戦うより、道路とか年金とか攻めどころはいっぱいあります。
    そっちにエネルギーを注いだ方がいいと思います。

清水 民主党はみんなで議論して決める「学級会政党」なんて言われましたが、最近はすべて小沢さんの意向で
    決まる。みんな小沢さんの顔色ばかりうかがっています。

上杉 民主党の文化はサークル的。上下関係ではなく、みんなで議論して着地させることが重要だと思っています。
    小沢さんの「黙って俺(おれ)についてこい」という体育会系的な文化には馴染(なじ)めない。だからギクシャクするんです。
 
清水 政策も「書生論」と言われるくらい青臭い議論をして、整合性にこだわってきましたが
    最近は政権を追い詰められるなら、何でもありという感じです。

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