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【性格の、き・・・脆弱性】 「性格の脆弱性による自殺」とされた校長、一転労災認定される
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校長自殺を労災認定 未履修問題で茨城県立高校
茨城県常陸太田市の県立佐竹高校で平成18年、必修科目の未履修が発覚し、校長の
高久裕一郎さん=当時(58)=が自殺した問題で、地方公務員災害補償基金茨城県支部
審査会は21日までに、19年に出した決定を覆し、自殺を公務災害と認める裁決を出した。
高久さんの遺族は18年12月、公務災害認定を請求。同支部は19年4月、「性格の脆弱
(ぜいじやく)性による自殺」で公務外として棄却したため、遺族は同年6月に審査請求を
行っていた。
高久さんは18年10月30日、同県大子町の山林で首をつって自殺しているのが発見された。
遺書には「生徒に瑕疵(かし)はない。不利益にならない処置をお願いする」などと書かれていた。
同校では4日前に世界史と理科の未履修が発覚、高久さんは自殺当日、保護者説明会に出席
する予定だった。
未履修問題では18年10月、富山県の県立高校で必修科目の授業が行われていないことが
発覚。以後、全国の高校でも同様の未履修が相次いで明らかになった。
県教委には18日、裁決の通知があったというが、「裁判などと手続きが違うため、コメント
できない」としている。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080421/edc0804211226004-n1.htm