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105 教諭(しか)
憲法題材に尊厳訴え 市民ミュージカル テーマは元慰安婦が謝罪と補償を求める
2008/04/21
 人間の尊厳をテーマとしたミュージカルを通じ、憲法を見詰め直してもらおうと、大阪府内の若手弁護士らでつくる
「大阪・憲法ミュージカル2008」が企画した市民ミュージカル「ロラ・マシン物語」が、二十六日から始まる。約
百人の団員は、本番を前に大詰めのけいこに精を出している。
舞台衣装に身を包み、けいこに励む団員たち
 ミュージカルの舞台は、日本軍の占領下にあるフィリピン。元従軍慰安婦で、日本政府に謝罪と補償を求める運動を
率いた実在の人物、故トマサ・サリノグさんの生涯を描いている。
 憲法を題材にしたミュージカルは、市民ミュージカルの脚本や演出を長年手掛けてきた田中暢さんが二〇〇六年から
埼玉、山梨で制作。観劇し「憲法の『け』の字も出てこず、楽しい公演なのに憲法の意義を考えさせられた」と胸を打
たれた成見暁子弁護士(32)が府内の若手弁護士に大阪での開催を働き掛け、三十八人の呼び掛け人が集まった。
 今年は大阪、埼玉、山梨の三地域で計十二公演の開催が決まり、規模は過去最大。今回も田中さんをはじめ市民ミュ
ージカルのプロ集団が制作・演出・指導を担当する。キャストは各地公募で、約百人ずつの市民が集まった。
 大阪公演のメンバーは四歳から七十一歳までの百八人。公演は全地域同じ内容だが、各地の出演者層に合わせて少し
ずつ脚本を変えている。歌やダンスの挑戦は初めてという人も多かったが、厳しいけいこを続けて表現力をつけ、日々
完成度を高めてきた。
 成見さんは「公演を通してその人なりの憲法、平和、人権について考えてもらえれば」と話している。
 府内での公演は次の通り。
 二十六日午後一時半・同六時、クレオ大阪中央(大阪市天王寺区)▽二十九日同四時、大東市サーティーホール▽五
月三日同四時、柏原市民文化会館▽十一日同三時、堺市民会館。一般二千五百円、高校・大学生二千円、中学生以下・
障害者千五百円。
 問い合わせは電話06(6180)6900、同実行委員会へ。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/080421/20080421001.html