残雪の鳥海山バックに満開 遊佐町直世の桜並木
気持ちの良い青空が広がった16日、
遊佐町直世(すぐせ)の中山集落では残雪を頂く鳥海山をバックに、
洗沢川沿いの桜並木が満開を迎え、訪れた人たちの目を楽しませた。
集落内を流れる洗沢川沿いの土手約600メートルに約60本の桜が植えられている。
地元青年団のメンバーが1959(昭和34)年4月、皇太子(現天皇陛下)ご成婚を記念し植樹した。
山紫水明の地に、咲き誇る桜が相まって毎年この時季になると、多くの写真愛好家や花見客が集まる。
59年の植樹に加わり、現在、同集落の区長を務める佐藤勇さん(69)は「今年も立派に咲いてくれた」と目を細めていた。
http://yamagata-np.jp/news/200804/16/kj_2008041600248.php