オーストリア当局が、「CSI:マイアミ」のデヴィッド・カルーソを執拗にストーキングする女性を、目を皿にして探している。
この女性は、今週水曜日から始まる公聴会に出席する予定だったが、当日になって失踪したのである。
法律によって名前が伏せられている41歳の女性は、カルーソに執拗にストーキングを続け、ついに俳優を殺害する脅迫をしていた。
この女性は、水曜日の裁判に出頭して証言する予定だったが、失踪したため、裁判官は彼女に逮捕状を出すよう命令した。
当局の発表によると、女性は自分のノート・パソコンを持って忽然と姿を消したらしく、彼女の弁護士ですら居場所を掴んでいない。
この女性は、「CSI」のホレイショ捜査官ことカルーソに、サインを送ってもらうよう100通以上の手紙を出してお願い。
しかしこの願いが聞き入れられないとわかると、手紙の内容はカルーソだけでなく、当時俳優が付き合っていたリサ・マルケスさんも一緒に殺すという脅迫状に変わった。
2007年に投函された手紙には、「あんたとあんたのブサイクなラテン人娼婦を探し出して、殺してやる」と書いてあった。証人として召還されていた精神科医は、水曜日の法廷で彼女について「人格障害を患っていた」と話す予定だった。
オーストリアの反ストーキング法に触れた場合、この女性には最高で3年間の実刑判決が下る可能性がある。
http://lx03.www.tsutaya.co.jp/tol/news/index.pl?c=entertain&c2=kaigai_drama&artid=1515