さくらが死ぬ謎のこぶ病

桜の木が危ない！　枯れる恐れもある原因不明の“こぶ病”を調査

　ウェザーニューズは、桜を通して春を楽しむ企画「さくらプロジェクト」の一環である
「桜レスキュー」第2弾として、17日から「サクラこぶ病調査」を開始した。

　「桜レスキュー」は一般の人と共に桜を守るための取り組み。3月に実施した第1弾では、
花の個数を数えることで、桜の健康状態を調査する「花数調査」を行った。

　第2弾となる今回は、原因が未解明で、桜の枝を枯らしてしまう恐れのある“こぶ病”の
分布を全国規模で調査する。“こぶ病”は、枝や幹にできた小粒のこぶが年々大きくなる病気。
不明な点が多く、木を枯らしてしまう恐れもある。

　ウェザーニューズでは、この病気を解明するため、全国の桜モニター1万8,000人のネットワークで
「サクラこぶ病調査」を実施する。参加者は、携帯サイト「ウェザーニュース」内の専用ページに、
病気にかかっている可能性のある桜の樹木の状況を、写真と共にリポート。リポートされた情報は、
ウェザーニューズで分析を行い、地域別の状況を紹介する。また、サイト内では、病気にかかっている場合の対処法なども公開する。

　「桜レスキュー」では、今後もこういった取り組みを継続的に実施していく予定。
参加する場合は、“桜モニター”への登録が必要となる。

ttp://www.rbbtoday.com/news/20080417/50472-640.jpg
http://www.rbbtoday.com/news/20080417/50472.html

また朝鮮人か

まる子ざまぁｗｗｗｗｗ

>>1
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: : :|: : : : ﾊ　　 ／　 /;;;;;;;;;;| :: :: :: :: :: /;;;:/／:: :: ／

こぶへいの母は干されました

横峯？

以下キチガイどもが湧いてきます

真宮寺

あなたはお肉屋さんです。
ある日さくらちゃんを仕入れることに成功しました。
あなたならどの部分をいくらで売りますか？

なんか猿の腰掛けとはちがうっぽいな

sakuら

瘤を切ったら中から虫が大量に出てきたりするの？
想像しただけでも鳥肌ものなんだけど

淫獣に精液を搾り取られ死亡

久々にさくらたんスレｷﾀｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

こぶ平の母親は昔「日本のお母さん代表」みたいな顔してたが、こぶ平が満足に
箸も使えないことがバレてからは干されました

ベルセルクか

さくらたんのこぶに鉛筆で穴を開けて奥で芯を折りたい。

サクラスレだな？

>>14

>>14
お前を１００ｇ１００えんで売りたい

>>14

ソメイヨシノの寿命なんじゃね？

支那朝鮮人がウィルスばら蒔いてるんだろう。

さくらももこが（ｒｙにみえた

ＤＣ２ＳＳのさくらさんが以上なまでに可愛い件について

>>22
品種改良で花の美しさに特化してるから、
ソメイヨシノの寿命は60年くらいらしいな。

天狗巣病とかじゃないんだな

だが、ちょっと待って欲しい。
野川さくらスレという可能性も開けるのではないだろうか

ガンの桜版みたいなものじゃないの?

こぶの部分を切り取ればおｋ

DC2SSスレじゃないのか

ちょっとまて、なんで俺にレスアンカーが付いてる

>>20
いやいや、そんなこと言わずにさくらちゃんを食べようぜ〜
さくらちゃんが死んじゃったら、供養のためにさくらちゃんを残さずに食べてあげたい
でも、全部食べちゃうのはもったいないので、手足を切り離して、スライスしてしゃぶしゃぶにしたり
焼き肉にして食べてあげたい
胴体と頭はもったいないから、なんかうまい方法で防腐処理して、毎日さくらちゃんのお口と膣とアナルにと
最低三回は射精してあげて、弔ってあげたい

あのこぶの数は桜の木下に埋まっている死体の数

>>32
初めまして　NG登録しました

小僧氏ね

100g100円だっけ。

サクラの根元には死体が埋まってるんだよ



というあの話がシャレにならない場所がある

ストZEROが浮かんだ
別に好きでもないのに

さくらたんらめえ

>>32
さくらスレって言ったらフリッケだろ

このスレはマジ基地外じみてるからやめろ

さくら１００ｇ３００えんじゃないもん！
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/sakura/1010578646/

さくらが「まんこの病気」って言った動画が出る流れだろ

林家こぶ蔵のつまんなさは超常現象

そういや「ライロニア国物語」で「こぶ」の話ってあったな

これは葉の汁を吸うアブラムシ
これは葉の色が悪くなるハダニ

>>43
タッチの時は輝いていたのに。

サクラタンのエロ画像きぼんぬ

さくらと言えば、さくら先生だろ？

瘤平は関係ないだろ

>>46
あれか、あの・・・パンチがメガネかけたみたいな顔のキャッチャーか

アグロバクテリウムが原因なの？
形質転換テラナツカシス

最近、ｱﾆﾒ板のなのはｽﾚが、昔のCCさくら板並にｷﾁｶﾞｲじみてる

ヒトコブサクラ

>>46
ヒロミにケツ蹴られてた頃も輝いてたよ

やこぶ病なんつって＾＾

だが、それは言い過ぎではないか？
横峯さくらスレという可能性も捨てきれない

さくらシュトラッセスレ

さくらちゃんじゃないけどウェブアルバムサイトで見つけた女児画像でさっき抜いてきたよ

>>9
しかしまぁ、今更のレスだが、もったいないから売りになんか出さないで、全部自分で食べちゃうよな〜

マジでキチガイじみてるからやめろ

さくらタンがこぶ平に汚されたのかと思った。
もう少しでゴﾉﾚゴに依頼かけるとこだった。

ＮＨＫの娘　さくらちゃんも一家そろって早く散ることを祈ってます

画像はさくらちゃんじゃないけど、こんな感じで処理して
ttp://news23.jeez.jp/img/imgnews28777.jpg

あ、でもさくらちゃんは一人だからな〜
こんな流れ作業じゃなく、じっくりと時間をかけて料理したい
あ…、勃起してきちゃった…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ,.: '´／⌒ '⌒ヽ.ヽ､
　 　 ┌┐　 　 　　　　　　　　　　　 〈_ｿ　./ /　/ 　　,　ﾞ∧':,_..._　　　　 　 　 　 ┌〜┐
┌〜┘└〜┐┌〜〜┐　　 　 　 　.!|　 | /!　{ ! ! ,　| /。';, !三)　　　　　　 　 │　 │
└〜┐┌〜┘└┐┌┘　　　　　　 ﾚ{ l lﾚｰVｨWヽi､_!|O .| !ﾞﾞ´　　　　　　　　 │　 │
┌┐││┌┐　 ││　┌〜〜〜〜.∧|ﾚ'⌒' 　　,--､`ｧi' |〜〜〜〜〜〜┐│　 │
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││││││┌┘└┐　　　　　 　 {{W､ヽ､_ } |___...,,彡彳 　 　 　 　 　 　 　 ┌〜┐
└┘└┘└┘└〜〜┘　　　　　 　 ﾞ､`/⌒`{｀´ ﾌ⌒ヽ_ﾉ

そのレスはマジで基地外じみてるからやめろ

さくらタンのエロ画像キボンヌ

　　　 , 　 ＿ ﾉ）　　　　　　　 　　 　 　 ＿ ﾉ）　　　　　　　 　 　 　 　 ＿ ﾉ）
　　 γ∞γ~　 ＼　　　　　　　　　　γ∞γ~　 ＼　　　　　　　　　　 γ∞γ~　 ＼
　　　|　 / メﾉ从) ）　　　　　　　　|　 / メﾉ从) ）　　　　　　 　　|　 / メﾉ从) ）
　　 ヽ　| |　l　 l |〃　　　　 　 　 ヽ ∩|　l　 l |∩ 　 　　　　　　ヽ　| |　l　 l |〃
　　　｀从ﾊ~ ワノ）　ちーんっ！　｀ | |ﾍ~ ワノ /　こーーっ！　｀从ﾊ~ ワノ）　むぎゅーっ♪
　 ⊂二)＼><|つ　　　　　　　 　　　|　＼><|ノ　　　　　 　 　 　 　（ ｀つ><|つ
　　 く　　　８/　　　　　　　　 　 　 /　　　８/　　　　 　　　　（（ 「　 　　８/
　　 し＼_ﾍ_/　　　　　　　　　 　　｛＿_（⌒）　　 　 　 　 　 　 　 ＼＿ﾍ/
　　　　　し'　　　　　　　　　　　　　し'　　　　　　　　　　　　　　 　（＿_）_）

さくらさくら会いたいよ。

いやだ君に今すぐ会いたいよ。

>>63
さっそとおすすめの脳姦画像よこせ

どこぞのエロゲからポッとでの魔法少女に負ける訳がない

>>32
俺の分も残しとけよ

予算削ってるから面倒見てもらえない野良桜が増えたんじゃね
後期高齢者医療制度みたいに植物の世界も姥捨て山なんだろ

それを社会の代謝として看過するかしないかは社会の成熟度次第

>>65
わざわざ１００ｇスレとかはって、あんた何がしたいんだｗ

>>69
さくらちゃんの脳姦画像はこれくらいしかないんだよな〜
http://news23.jeez.jp/img/imgnews28800.jpg

>>40
おいえー、ｔｈｘ

>>71
しかし、まぁやっぱり、生きてるさくらちゃんをそのまま食べたいよな〜
やっぱおびえるさくらちゃんの表情がないとおいしくないし

とんだキチガイスレに来てしまった

はにゃああああああああああああん

ソメイヨシノだけだろ？
クローンだからじゃね

基地外の巣窟
即刻削除すべき

ずっと咲きっぱなしの桜はつくれないの？

バラの代表的な病気である根頭がん腫病を引き起こす
グラムいん性菌の一種によって引き起こされた病気だろう
症状もほとんど一緒だし･･･って実はレスしたかった

プラチナのサビに入る前の1カットがめっちゃカッコイイ

天狗の巣じゃない病気もあるのか。

>78
年に1回、冬の後にぱっと咲くから美しいんだろ。
あと葉っぱが無い状態から咲くから花びらが栄える。

>>82
なかなか言いこと言うな〜
でも、もう一週間くらい咲いてて欲しいな。花見の予定も立てられないよ…

>>74
いやいや、大丈夫ですよ
当スレは誰でもウェルカム（たぶん）
お口直しに、かわいいさくらちゃんでも
http://news23.jeez.jp/img/imgnews28823.jpg

さくらももこ

ねみー
ってことで、もう一枚貼ってねます
http://news23.jeez.jp/img/imgnews28831.jpg

明日までスレが生きていればいいな〜

こ・い・し・て・る ♪

基地外の巣窟

キチガイ警報

ふりっけキャラ変わったな

ttp://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp184389.jpg

朝のキチガイあげ

ほえー

まくら持ってきてくれ

ｷﾎﾞﾝﾇなんて世代は今頃どこで何やってるんだ
ここに居付いてるのは少ないだろ

死ぬ死ぬ詐欺かとおもた

みんな伐り倒してチップにして
燻製つくって食べようぜ

　こぶ
　　　　　　　　　　　レシェク・コワコフスキ

道路工事の現場ではたらく石工のアイヨにこぶができたとき、医者が四人集まって、病気について相談することになった。
といっても、ライロニア王国ではどこかの石工が病気になるたびに、医者が四人集まることになっていた、などと考えてもらっては困る。
たいていは一人も集まらなかったのだから。
今回四人も集まったのは、アイヨが病気になったからではないし、アイヨが石工だったからではなおさらない。
ただアイヨの病気が変だったからで、医者だってほかのだれもと同じように、変なものを見たがるものだ。
ではその病気のどこが変だったかというと、こぶという点ではない。
こぶなんてものはまったく変ではなく、ごく普通のものだ。
変なのは、それがまさに普通のこぶではなく、変種瘤、特異瘤、「らいろにあ全国デ百八年ニ一度、アルイハモット稀ニシカ生ジナイ瘤」だということだった。

つまり、こぶは大きくなり、ふくらみながら、異様な芽や枝をいろいろ茂らせはじめ、やがてそれぞれが手とか、足とか、頭とか、首とか、腹とか、お尻といった、体のいろいろな部分に似てきたのだ
（つけくわえておけば、これはいわゆる「潜原性瘤」だった。この名称はこぶのある種の独自の性質を意味する。どうしてそんなこぶができたのか、医者にもまるっきりわからないという特質である）。
そんなわけで医者が集まって、アイヨのこぶを治せるものかどうか、話し合う事になった。
特別診療室に四人がそろったとき（アイヨはもちろんそこにいなかった）年配の医者がまず口火を切った。
「みなさん、率直に認めようではありませんか、医学はこの症例に対して無力だと。
百八年前にわれわれの偉大な先達、外科医のアアナンテコッタアタマがまったく同様の症例を記録しておりますが、やはり治すことはできなかった。
もしも、百八年前にこのこぶを治せなかったのならば、われわれに治せるわけがない。
昔のひとの方が賢かったんですからね」
「それじゃ、どうしたらいいんでしょう」と、若い医者がたずねた。
「やっぱり何かをしないと。そうじゃないと、藪医者だと思われてしまう」
「なんだって？」と、年配の医者がびっくりして言った。「そりゃもちろん、患者を治療するんだよ！」
「でも、見込みがまったくないのに……」

「君ねえ、患者を治療するのは、全治の見込みがあるかどうかなんてこととは、まったく関係ないんだよ。それが医術の基本というものです。
治療の目的はただ治療すること。歌の目的は歌うことだし、遊びの目的は遊ぶこと。
それと同じことでしょう」
「部分的になら治療できるんじゃないかと思うんですが」と、三人目の医者が割ってはいった。
「わたしが言いたいのは、たしかにこぶは取りのぞけないとしても、これ以上大きくなるのは防げる、ということですよ。
そのためにはこぶにギプスをすればいい。
そうすればスペースがなくなって、これ以上大きくなりようがない。
それから百八年前の人たちのほうがいまよりも賢かったなんて、そんなことがはっきり言えますかねえ」
「そんなことはもってのほかじゃないか！」と、四人目の医者が叫んだ。
「こぶを完全に治せないのなら、そもそも治療なんて絶対にするべきじゃない！」
「でも、どうして？」
「わかりきったことじゃないか。ようするに治療できないからさ」
「完全には治療できなくても、部分的にはできますよ」
「ということは、できないってことだ。こぶはそのまま残るんだから、治療できるなんて錯覚すべきじゃないね」

医者たちはこんなふうに、とても長いあいだ議論していた。
その間にもこぶの成長はますます速くなるいっぽうだった。
こぶから生えてきた体の色々な部分は、ますますはっきりした形をとるようになった。
こぶの頭には髪が生えはじめ、目や、耳や、鼻や、口ができた。手は長く伸び、足はじきに地面につくようになった。
そうしてあっという間に、こぶからまるまる一人の人間の姿ができてしまったのだ。
その姿はまさにもう一人のアイヨで、もとのアイヨに瓜二つだった。
そいつはもとのアイヨの背中にくっついてはいたけれど、それをのぞけば、まったくそっくりに見えた。
そのうえ、すぐに口をききはじめた。

もとのアイヨ、つまり本物のほうは、始めから自分の病気を心配していた。
こぶができてうれしがる人なんていない。
でも、せなかに自分とそっくりのものが生えたのを目にした時、アイヨは本当にぞっとして、どうしたらいいかわからなかった。
アイヨはおとなしく実直な男で、働き者だったから、みんなに好かれ、尊敬されていた。
もっとも、彼にそっくりの分身が生えてしまったいまとなっては、どちらがもとのアイヨで、どちらがこぶから生まれたアイヨか、だれにも区別することができなかった。
さらに悪いことに、分身はたしかにアイヨと寸分たがわず、アイヨの妻でさえも区別できないほどだったが、似ているのはまったく表面だけだった。
二人目にアイヨは、もとのアイヨとはまったく違う性格をしていたのだ。

口をひらけば大声でわめき、何事につけかんしゃくを起こし、だれかれとなく（とりわけもとのアイヨのことを）ののしった。
まったく働こうとせず、相手かわまず人を侮辱し、一人目のアイヨのせいで歩くことができないとぐちをこぼした。
もっとも、それは必ずしも嘘ではなかった。
二人は背中で癒着していたので、それぞれの足はいつも反対の方向を向いていて、一人が前に進むと、もう一人は後ずさりしなければならなかったのだ。
たしかに、こんな不便なことはない。
でも、それだけならまだましだった。
最悪なのは、成長しきってもとのアイヨと見分けがつかなくなったとたん、二人目のアイヨが
自分のほうこそ最初からいた本物のアイヨで、もう一人のほうはこぶにすぎない、あれは本当の人間なんかじゃ全然ないんだ、と騒々しく言い立てはじめたことだった。

NHK女子アナ「小さな女の子と一部大きなお兄さんに大人気のカードキャプターさくらが次週から再放送されます」
ってNHK-BSの番組案内でさらっと言ってるのを聞いた時に大笑いしたのを思い出す。

レリーズ！

「このいまいましいこぶを切り取ってくれ！どうしてこんな気味の悪いできものを、いつもしょってなけりゃいけないんだ！
なんて藪医者ばっかりだろう！なんにもできやしないんだから」
と医者であれ、だれであれ、手当たり次第に人をつかまえては訴えた。
アイヨに会った友人たちは、みんな驚いて、「きみは本当にアイヨなのかい？」とたずねたものだ。
すると、こぶのやつは声を張り上げてわめくのだった。
「もちろん、ぼくはアイヨだよ！ほかのだれだって言うんだ！目がついてないのか！
見りゃわかるだろう、ぼくがアイヨだってことくらい。昔からの知り合いじゃないか。
あっちのほうが、後から生えてきたこぶなんだ。なんでこんなひどい目にあわなきゃならないんだろう」
そうはいうものの、友人たちは間違いがないかどうか確かめようと、一人目のアイヨ、つまり本物のアイヨにも念のために聞いてみた。
「じゃあ、きみはいったいだれなんだい？」
「ぼくはアイヨだよ」とこちらはそっと答えた。
もとのアイヨのほうは控えめで、気の弱い男だったのだ。

こぶ平死ね
ついでにいっ平も

二人目のアイヨはそれを耳にすると、あざけりの色もあらわに吹き出して、大声でわめいた。
「見てくれ、こぶが人間になりたがってる！こいつは驚いた！こんな珍しい話は聞いたことがない！
こぶのやつが厚かましくも、自分はこぶじゃないって人に信じ込ませたがるとは！
それじゃ、おまえは南だって言うんだ、この皮袋め！？
さあ、みなさん、こんなことが考えられますか。こぶが自分はアイヨだと言うなんて！
いや、おれは断じてがまんできない。このこぶを切り取ってくれ、もう堪忍袋の緒が切れた！
だまれ、このきたならしいこぶめ！みなさん、この化け物に口をきかせないでください！」
そんなわけで、うんざりしたアイヨが「自分は本物のアイヨだ」とおずおず言って、なんとか人々を説得しようとするたびに、こぶは罵詈雑言をあめあられと浴びせかけ、
たいへんな大声で何度も自分のほうが正しいと誓ったものだから、とうとう人々は、医者やアイヨの親友でさえも、そしてアイヨの妻でさえも、みんなまず最初に頭が混乱し、最後には結局、本物のアイヨは大声でわめいているほうだ、と信じ込むことになった。
いっぽう、本物のアイヨはいっそう絶望と不安を深めて、ますます自信を失ってしまい、まだ小声でそっと自分は本物だと主張していたものの、ますますどもるようになり、しまいにはだれも彼の言うことを聞かなくなった。
新しいアイヨのほうはずうずうしくて、ことあるごとに喧嘩をした。
友人たちは悲しそうに言った。
「それにしても、あのアイヨは変わったなあ。まるで別人だ。以前はあんなにいいやつで、みんなに好かれていたのに。
いまのあいつにはとてもがまんできないね」
「しかたないさ！」と答える人たちもいた。「こぶができちゃったんだから。それほどの災難にあえば、誰だって変わるものさ。驚くことはない」
その後で話題は、災難や病気のせいで実際にひどく変わったいろんな人たちのことになり、みんなそういった例をたくさん知っていたので、アイヨにことはすぐにわすれてしまった。

その間も医者たちはずっと仕事を続けていた。
昼も夜も熱心にせっせと働き、研究し、そして何ヶ月もたってとうとうこぶに効く薬を発明したのだ。
それはある種の粉末で、一日三回の服用で数日のうちにこぶを消し去ることができた。
粉末は苦くて、とても不味かったけれど、こぶが治るのであれば、そんなことをだれが気にするだろうか。
医者たちは普通のこぶを持つ人たち十数人にその薬を試してみて、たいていとてもよく効くことを確かめた。
こぶの取れた人たちは、新しい薬におおいに満足した。
そして、医者たちはついに、新発明の薬をアイヨの病気に使うことにした。
医者たちがやってきたとき、アイヨは（といっても、それは本物のアイヨではなく、二人目のほうの、こぶのアイヨだったが）
すぐに大声で不平を言いはじめ、いつものようにわめきちらした。もうがまんできない、いますぐになおしてくれ、と。
すると医者たちはさっそくアイヨをなだめにかかった。
「ちょうどこぶの特効薬を発明したところだから、もうだいじょうぶ」
一人目のアイヨ、つまり本物は、声もたてずにそっと泣き出し、自分のほうこそ人間で、もう一人はただの病気なんだ、と言った。
しかし、だれもそれを真面目には受け取らなかった。二人目のアイヨがただちにもっと大きな声を張り上げて本物を黙らせ、悪口雑言を浴びせかけたからだ。
ただ、アイヨの小さな息子だけがわーわー泣きながら、こっちがお父さんで、あっちのはだれだか知らないおじさんだ、と叫んだが、だれも耳を貸さなかった。
小さな子どもは知恵が足りないので、何が本物か、大人ほど上手には見分けられないものだから。

さくらをこぶ病にすると死ぬ

そんなわけで、医者たちはちょっと話し合ってから、新薬を患者に、ということはつまり、二人目のこぶのアイヨのほうに与えてしまった。
二人目のアイヨは薬をひっつかむと、いきなり飲み始めた。
そして、顔をしかめた。薬が苦かったのだ。
そこで、甘い薬か、オレンジ味のを作るべきだったと、頭ごなしに医者たちを叱りつけた。
それから、予測すべきだった通りのことが起こった。
二人目のアイヨが薬を服用し始めたとたんに、一人目のアイヨは縮みだし、小さくなっていき、しまいにはとうとう、二人目のアイヨの背中に乗った正真正銘のこぶになってしまった。
しかし、薬はその後もさらに効き続けたため、そのこぶはいっそう小さくなって、始めはこぶに過ぎなかった二人目のアイヨは、結局、背中には何もなくなって背筋もしゃきっと伸び、すっかり満足した。
一人目のアイヨは完全に消えうせた。
医者も友人もみんな、これですっかり疑いは晴れたと納得した。
こぶに変わって、最後には完全に消えうせてしまった以上、やっぱりあっちにアイヨのほうが、最初からこぶ以外のなにものでもなかったのだ、というわけだ。
ただアイヨの小さな息子だけが、お父さんがどこかに連れていかれちゃったと言って、さめざめと泣いていた。
それに対して、新しいアイヨは息子を皮のベルトで打ち、おれはおまえの父親だ、そんなばかなことを言うんじゃない、とわめくのだった。

これで終わり？

絶対大丈夫だよ！

この一件のあとで、アイヨは湯名人になった。なんと言っても、こんなこちはだれにでも起こるわけではないからだ。
アイヨは嫌われた。意地悪で、見境もなく人の気分を害したからだ。
しかし同時に、彼は恐れられた。それも同じ理由で。
それでもアイヨは、戦いに勝ったことで満足しなかった。そして、とても変なふるまい方をしはじめた。
知り合いに会うと、やぶから棒にこうたずねたのだ。
「いったいいつになったら、こぶを取るんだい？いまじゃ、こぶを治すすばらしい薬があるっていうのに！すぐ医者に行くべきだね!」
「冗談じゃない、ぼくにはこぶなんてないよ」それを聞いた知り合いは言った。
しかし、アイヨはあざけるように笑い出した。
「こぶがないだって？」と彼は叫んだ。
「そんな気がするだけさ！おまえにはこぶがある。でも、そんななまやさしいもんじゃない！
こぶはみんな持っているんだ、わかるかね！？みんなだ！一人だけ、このおれをのぞいて」
と、ここで彼は両手で脇腹をぽんとたたいた。
「こぶがないのは、おれ一人だけさ。みんなぞっとするようなこぶを持っているくせに、ばかだから治そうとしないんだ」

にゃっほー

こんなふうにアイヨが町中の人々に次々と話しかけていくうちに、町の住人たちは不安と恐怖に襲われた。
だれもかれもがぞっとして鏡をのぞき、ひょっとしてこぶができていないかどうか確かめたが、こぶがないとわかってもなお安心できず、すぐにまた鏡の中をのぞいた。
結局のところ、自分には本当にこぶが無いとは、だれも自信を持って言えなかった。
町全体を恐怖が支配した。
人々はたがいを避け、身をかがめて壁ぎわをそそくさと通りすぎ、こぶがないかどうか、しじゅう調べてはまた点検し直していた。
アイヨだけは自信満々、孔雀のように誇らしげに歩き回り、のべつまくなしにくりかえしていた。
「おまえらみんな、こぶがある！ぞっとするよなこぶがある！どうして、これが目にはいらない！きっと目が見えないんだろ！」
しばらくしてから、アイヨは徐々に方法を変えていった。人々にこんなことを言いはじめたのだ。
つまり、問題は人々に普通の意味でのこぶがあるというだけのことではなく、人々がこぶそのものだということだ。
いま人間のような顔をして歩き回っている連中は、じつは人間の背中から生えてきて、人間そっくりになったこぶにすぎない。
人々の身に、かつてアイヨに起こったのと同じことが起こったのだ。
しかしアイヨは奇跡的な薬のおかげでこぶを取り除くことができたが、他の連中はそれをしていない。
その結果、とうとう他の連中はこぶに食いつくされてしまった。
いまや、彼一人をのぞいて、世界を闊歩しているのはこぶだけで、それは本当の人間ではない。
「おまえはこぶだ」と、行き当たった人にはだれにでも腹立たしそうに負った。
「わかるか？おまえはこぶなんだ。人間なんかじゃない！人間のふりをしていても、じつはお前が人間を食べてしまったんだろう。
このこぶ野郎め、自分だけ残って、おれをだまそうっていうんだな。本当の人間はおれひとりだ！」

>>107そういうと健二は息を引き取った
まで読んだ

アイヨはこんなふうにくりかえし、どなり、ふくれっ面をし、みんなにおまえたちはこぶだと吹き込み、ふんぞりかえり、
おれ一人が本物の人間だと声高に言い立てたので、しまいには人々は自分たちはこぶであって、こぶのない普通の人間たちをよみがえらせるために、ただちに何らかの手を打つべきではないか、と考えるようになった。
人々は悪いことをしたと思って恥じるようになり、とても申し訳ないと思った。
結局、アイヨがあんなにうまくこぶを取りのぞいたのだから、彼が服用した薬を試すだけのことはあるのではないか。
そうしたらどうにかなるかもしれない。
ますます多くの住人がこんなふうに考えるようになった。
そこで猫も杓子もわれもわれもと薬局に押しかけて奇跡の薬を買い求め、あわてて飲みはじめたのだ。
それこそ、必要以上の量でもおかまいなしに。
以前あったこぶをくすりのおかげで取りのぞくことに成功した人たちでさえも、また薬を飲んだ。
しかし、そういった人たちのだれ一人として本物のこぶを持っていなかったので、こぶをなくしたくても、なくしようがなかった。
そのかわり、あろうことか、薬の最初の服用後ただちにだれもが不安な気持ちで気づいたのは、起こるべきこととは何やら反対のことが起こっているという事態だった。

要するに、みんなの背中にこぶができてきたのだ。
こぶは大きくなり、かつてアイヨに起こったのと同じことがまた起こった。
こぶは成長してしだいに体のいろいろな部分を生やしはじめ、こぶを背負っている人間にどんどん似てきたのだ。
つまり、こぶを持つ人からこぶを跡形もなく消し去る、この同じ薬が、こぶのない人にはこぶができるように作用する、ということが判明した。
人々がそれに気づいたときは、もう手遅れだった。
みんなの背中にできたこぶの分身たちは、アイヨの場合と同様に、自分たちこそが本当の人間で、あっちのほうがこぶだと、うるさくわめきはじめたのである。
アイヨは喜びのあまり、顔をほころばせた。いまや、自分と同じような仲間がたくさんいたからだ。
ただし、仲間とはいっても、もとの人間とまだつながっていたけれども。
こぶたちはみんな喧嘩早く、厚かましく、どれもこれも自分のこぶを（それはつまり、自分たちがこぶ呼ばわりした本物の人間のことだが）
すぐに取り除きたがったという点でも、アイヨに似ていた。
そのかわり、こぶどうしはたがいに仲良くしていて、出会ったときなどは、自分たちのこぶとして背負っている人間のことを、ふたりで残酷にあざわらった。

とうとうこぶたちは宣言した。もうこんなことはたくさんだ、これ以上こぶなんかつけていたくない、と。
そして、自分で奇跡の薬を飲みはじめた。

こうしてライロニアに「こぶの町」が生まれた。
しかし、そこにこぶのある人は一人もいない。
この町のその後の歴史は書かれなかった。知られているかぎりでは、町はいまでも存在しているようだ。
アイヨの小さな息子も、薬をむりやり飲まされかけて、あやうくこぶに変わるところだったけれども、屈服しなかった。
こぶにされないよう、そして大人になったら町に帰ってきてこぶどもをやっつけるために、町から逃げ出したのだ。
でも、悲しくてしかたがなかった。

いつかお前がよろコブような・・・

Ω〜終〜Ω

なのはとCCさくらってどっちが面白いの？

>>89
そうかい？
前よりマイルドになった？

で、昼休み終了age
http://news23.jeez.jp/img/imgnews28935.png
あー、さくらちゃんに精液飲ませまくりたいな〜
おいしそうに、喜んで飲んでくれるだろうな〜♥

カードキャプターすれだろ？にわかは帰れ

ttp://nagamochi.info/src/up3334.jpg

>>125
うひょ、やっぱこの絵のセンスいいよな〜
絵師は誰なんだろうか？
またしても勃起してしまった・・・

>>119
オカ板の後味悪いスレに貼れるなこれ

>>127
「ライロニア国物語」は全編こんなウス気味悪い話ばっかだぞｗ

>>128
明日ブックオフ行く