http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/080410/20080410004.html 大阪・道頓堀の「大阪名物くいだおれ」の閉店や小麦の価格上昇による“粉もん”の値上げなど、暗い
話題が続く大阪の食文化を盛り上げようと九日、女性限定のお好み焼き大食い大会「お好みアタック
2008」が大阪市北区曽根崎の老舗お好み焼き店「ゆかり」(山下吉男社長)本店で開かれた。
同店の創業五十五周年を記念して開かれ、一枚約一キロ、直径三十センチの巨大お好み焼き「大坂
城」に予選を通過した四人が挑戦。一時間で五枚を食べた菅原初代さん(44)=盛岡市=が栄冠に輝
き、「大坂城」の命名権や百グラムの純金製テコ、ハワイ旅行などの豪華賞品を獲得した。
「大坂城」は今後一年間、優勝者にちなみ「魔女菅原焼」として販売される。
大会で初めて大阪のお好み焼きを食べたという菅原さんは「三枚目まではおいしかったが、後は覚え
ていません」と苦笑い。
山下社長は「くいだおれ閉店は寂しく思った。イベントを発奮材料に全国からお客さんを呼んで、大阪
の食文化の活性化につなげたい」と意気込んでいた。