絹川 涙の決意「祖母のため五輪出る」
07年大阪世界陸上女子一万メートル代表の絹川愛(18)が1日、大阪市内で行われたミズノの入社式に出席した。
左ひざの故障などで思うような調整ができない中、白内障の手術をした祖母のために北京五輪出場を固く誓った。
北京での走りを見てもらいたい人がいる。
先月、祖母の愛子さんが白内障の手術を行った。
「見えるのに、何でメスを入れるの」と心配する絹川に、愛子さんは「オリンピックで走るメグの姿をしっかり見たいからね」と笑って答えたという。
手術は無事成功。
「次の五輪でいいやとは思えない」。門出の日、涙とともに決意を新たにした。
すでに一万メートルのA標準記録は突破しており、勝負は6月の日本選手権。
6連覇中の福士加代子(ワコール)や渋井陽子(三井住友海上)ら猛者がそろうが「100%の力を出して勝ちます」と、力強く宣言した
http://www.daily.co.jp/general/2008/04/02/0000902978.shtml