国際オリンピック委員会(IOC)が北京オリンピックの開催期間中は
中国国内から自由に外国のウエブサイトにアクセスできる自由を提供することを求める
勧告を行っていたことが1日、ゴスパー(Kevan Gosper)IOC副委員長の記者会見で明らかとなった。
ゴスパーIOC副委員長は「先週、中国国内からチベット関連のサイトへのアクセスができなくなるという問題が発生したが、
我々が懸念しているのはむしろオリンピック期間中の取り扱いだ」とした上で
「オリンピック期間中は報道人が中国国内から自由に外国のサイトへアクセスできることを望んでいるし、
また中国政府も我々の希望を十分に承知しているものと確信している」と述べた。
中国は国内と国外との間「インターネットの万里の長城(G」と呼ばれるファイアウォールを導入しており、
中国政府が好ましくないと判断した外国のサイトは
国内からはアクセスできないような仕組みとなっていることが知られていた。
ttp://www.technobahn.com/news/2008/200804011853.html