【都会なのか田舎なのか】4月1日から、盛岡市、柏市、西宮市、久留米市が中核市に仲間入り
福岡県久留米市は4月1日、中核市に移行する。県庁所在地以外の市では九州で初めて。
県から保健衛生、福祉、都市計画など約2000項目の事務が移譲される。
市は中核市移行の最大のメリットとして市民サービスの迅速化を挙げる。
例えば身体障害者手帳の交付はこれまで、市が申請を受け付けて県が認定、手帳を作成するため、約1か月かかっていた。
中核市は市が一貫して事務を行うため、交付までの期間は約2週間に短縮されるという。
また、新たに保健所を設置し、未熟児の訪問指導などが可能になる。屋外広告物の規制や大気汚染、
ダイオキシン類の排出防止など生活、環境面の条例も独自に制定できる。2011年春には九州新幹線鹿児島ルートが全線開通するため、
沿線の市として知名度アップにも期待を寄せている。
九州・山口では現在、山口県下関市、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の6市が中核市になっている。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08033003.htm