マリア様が描かれている

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1 自販機荒らし(長屋)

北九州市有形文化財:キリスト教信仰の証し、黒崎城跡の「メダイ」指定 /福岡


 ◇北九州市教委、来月に一般公開

 北九州市教委は27日、市文化財保護審議会(山中英彦会長)の答申を受け、八幡西区田町の黒崎城跡から出土した「メダイ」(ポルトガル
語でメダルの意味)を市有形文化財に指定すると発表した。4月1日〜6月1日、小倉北区金田の市立埋蔵文化財センターで一般公開される。

 メダイは04年9月、長崎街道に面した町屋跡から出土。長さ2・8センチ、最大幅2・16センチの楕円(だえん)形で、イエス・キリストと聖母マ
リアの半身像が表裏に描かれている。キリスト教信者が信仰の証しとして身につけていたものという。出土状況から17世紀初頭に埋まったと
みられる。

 メダイの出土は市内初で、県内でも福岡市の博多遺跡で2点の出土例しかない。市教委は「徳川幕府によるキリシタン禁教令が進む中、当
地にキリスト教徒が存在していたことを示す貴重な資料」と話している。


毎日新聞
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080328ddlk40040439000c.html