生きた猫を煮てスープに レストランに批判集まる
湖南省湘潭市で約1カ月前に開店したレストランが生きた猫を煮てスープにした
料理を提供していたことが分かり、波紋が広がっている。26日付で三湘都市報が伝えた。
ある男性読者がもたらした情報によると、同レストランは看板に「特製の猫肉あります」と表示。
興味を抱いた男性は入店し、店側から「生きた猫を熱湯で煮たスープがある。1キロ当たり
38元だ」と案内された。
そこで男性は「猫料理」を注文したが、間もなく厨房から猫の鳴き声が聞こえ始めた。不審に
思った男性がのぞいてみると、コックが棒で猫を叩いていた。悲惨な光景を目にした男性は
直ちに店をあとにした。
三湘都市報などの報道によって「動物虐待だ」との批判が集中。これを受けて同レストランの
店主は「猫料理」の提供を中止した。
長沙市小動物保護協会の関係者は「開店直後から野良猫が激減した」と話しており、同レストランが
材料として野良猫を使っていた可能性もある。
地元当局の関係者は「野良猫は捨てられた残飯やネズミなどを食べており、感染症にかかっている
可能性が高い」と警告している。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0327&f=national_0327_006.shtml