本日、六本木のデモに参加させて頂いた者です。
正直なところ、主張の混同に困惑し、失望しております。
チベット旗のプラカードが配布されていたことで、チベット人の代弁者として行動するものと理解しておりました。
しかし、現実にはチベット問題を超えた内容のシュプレヒコールが行われました。
私が確実に聞いただけでも「中国大使館は日本から出て行け」「朝日新聞はやめろ」「池田大作はやめろ」などが含まれていました。
また配布された抗議文にも今次事件とは無関係な領土問題などの内容が含まれておりました。
であれば、なぜチベット旗を配布したのでしょうか?
堂々と、自分たちの旗のみを掲げて、中国政府批判のデモとして人を募ればよかったのではないでしょうか?
その中で「日本人として」チベットを支持することを堂々と主張すべきだったのではないでしょうか。
このようなやり方では、便乗と言われても仕方がないと思います。また、別団体のチベット人の女性が「右翼は関係ない」と言っていたのも当然だと思います。
今日のデモを主導した方々は、チベット旗は対中批判のシンボルではなく、チベット族の誇りであることを忘れていたのではないでしょうか?
少なくとも、チベット人は今、池田大作などどうでも良いはずです。
チベット旗を掲げた集団の先頭で、拡声器を持って「池田大作はヤメろ〜」と叫んだ方がいたことについて、せと先生はどのようにお考えであるか、お答え頂ければ幸いでございます。
(せと弘幸Blogコメント欄より)
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51859157.html